シルバー

シルバーは貴金属の中で比較的柔らかく、加工しやすい金属として古くからアクセサリーに用いられてきた素材です。一般的に多く使用される素材は銀の含有率92.5％であるシルバー925で、スターリングと呼ばれています。残りの7.5％には硬さを保つために銅などの他の金属を使用しているのです。銀は空気に触れると硫化して変色をする金属なので、シルバーアクセサリーは日ごろからこまめなケアを行いましょう。最近は、ロジウムメッキが施されている変色しにくい仕様のシルバーアクセサリーも人気です。

ゴールド

シルバーと並び、アクセサリーとして古くから使われてきた貴金属です。現代にいたってもその価値は不動で、今でも価値が上がり続けています。日本では主にK18と呼ばれる、金が75％含有されているアクセサリーが主流ですが、最近はコストを抑えられるようにK14やK10なども使われるようになりました。またゴールドと言えば金色ですが、銅の割合を増やしたピンクゴールド、銅や銀、パラジウムを入れてロジウムメッキを施したホワイトゴールドなどがあります。

チタン

チタンは丈夫で軽いこと、さびにくいことが特徴です。医療器具にも用いられている金属なので、人体に与える影響が少ないと考えられています。また金属アレルギーを起こしにくいので、金属に対するアレルギーが心配な人にも安心してお使いいただける金属です。通常は黒っぽい銀色をしていますが、加工で様々な色が実現できます。他の貴金属に比べるととても軽いことから、普段アクセサリーをつけない方でもストレスを感じずに着用できるでしょう。比較的安価なので、お金をかけずにジュエリーを楽しみたいというときにもおすすめです。

真鍮

真鍮は、別名ブラスと呼ばれる銅と亜鉛の合金です。2つの配合の割合や熱によって、色が変化するという特徴があります。腐食しづらく加工しやすいので、アクセサリーの素材に用いられ、金のような美しい光沢が特徴的です。

プラチナ

希少性が高く、耐久性が高い金属として知られています。白い光沢が気品を感じさせるため、エンゲージリングやマリッジリングなどに用いられることが多いです。長年経っても見た目がそれほど変わらず、輝きを保つことができます。さらに、変色や変質に強い点も、アクセサリーに使用する素材として好まれているポイントです。

ステンレス

ステンレスはステンレススチールの略で、さびにくく汚れにくい鋼という意味があります。ステンレスは鉄を主成分としており、クロムやニッケルを含めて作られる金属です。ステンレスはさびにくい性質であることはもちろん、腐食や酸、熱や酸化に耐える性質があります。ニッケルを含有していますが、溶け出すことが少なく金属アレルギーの人でも安心して身につけることができるでしょう。

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